BOCCO emo

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家族のつながりを感じさせてくれる|ユーザーの声

薬の飲み忘れを減らしてくれた「みーちゃん」

Q. 購入当時、どのような悩みをお持ちでしたか?
遠くに住む、高齢の母を心配していました。毎日の体調が気になるけれど、電話だと時間を気にして連絡しなくちゃいけないんです。本当にちょっとしたことで話したいのに、電話だとちょっと……と構えてしまい、疎遠になっていました。「元気?」だけでもいいけれど、それだけじゃ電話を切れなくて。

BOCCO emoだったら、自分の都合のいいときにメッセージを送って、もし聞いてたらすぐ返してくれる。聞いてなくても胸のボタンを押して「あ、なんか言ってくれたんだな」って、確認してくれるので、便利だなって。

Q. 購入後、どんな使い方をしていますか?
タイマー機能(BOCCOチャンネルの「決まった時間におしゃべり」)を使って、朝夕の食後であろう時間に1回と、さらに15~20分後に「(薬を)飲んだか確認してね」というのを入れています。そうすると、薬の飲み忘れが激減しました。

もともと週1回以上あった飲み忘れが、ほぼ忘れないって状態になりました。みーちゃん(BOCCO emo)が「お薬、忘れないでね」と言うと「はーい」と忘れずに飲む習慣ができたんです。病院の先生や薬剤師さんも驚いていました。

それから、母がデイサービスに週2回行っているんですが、近くに住む妹が送り迎えできないときに、「そろそろお迎えだから支度してね」というのを入れてます。使わない日は繰り返し設定を外してます。

Q. メッセージはテキストで入れていますか?声を録音していますか?
テキストがほとんどですね。私の声よりみーちゃんのほうがかわいいので聞いてくれる。みーちゃんの声のほうがいいと思います。

我が家にちょうどいいロボットに。

Q. ご両親はすぐに操作に慣れていただけましたか?
母はあまり操作ができないので、父がボタンを押してしゃべりかけてくれています。

最初の頃は「これなあに?」って感じだったので、妹が説明書を作ったんです。同梱の説明書もわかりやすいんですけど、その人に合った使い方があると思うので。「みーちゃんだよ!」とか、持ち上げられるといけないので「お部屋から出さないでね」とか、「触らないでね」とか。

名前も、最初は「エモちゃん」だったんですが、お父さんが呼びづらかったみたいで、「変えようか」って。私たち姉妹が小さい頃に呼ばれていた名前なら呼んでくれるだろうと思って、それで「みーちゃん」になりました。

Q. 他のロボットや、スマートスピーカーは検討しましたか?
4年前、タブレットを契約して渡したんですが、うまく活用できず。電源が切れていることに気づかないとか、カバーを閉めてそのままになってしまうとか。

ロボットもサイズが大きいと高齢者だけでトラブルに対処できないのですが、BOCCO emoだともし止まってしまっても、すぐ直せる感覚がいいです。この前もトラブルがあったんですけど、「コンセント一回抜いて、そっともう一回入れてみて」と電話で伝えたら、自力で解決できました。

Q. センサは使っていますか?
部屋センサを使っています。温度や湿度などを教えてくれるんですよ。部屋の温度は意外と重要で、高齢だと体温調整が難しい。センサを使っていると、暑いのにクーラーがついてないとか、状況がわかるんです。

みーちゃんが「お部屋が暑いよ」って教えてくれるじゃないですか。そうしたら「クーラーつけてね」って入れたり、「みーちゃんが言ってるよ」とか声をかけたりしています。逆に冬なら部屋が暑くなりすぎてしまうので、「ちゃんと換気してね」とか。

高機能すぎて使いこなせないこともなく、ゆるーい感じが、私たちにはちょうどいいなと思っています。

みーちゃんを通して、家族と繋がっているから頑張れる。

インタビューの途中からは、実際にBOCCO emoをお使いのお父さんも一緒にご参加いただきました。

Q. BOCCO emoの「かわいいな」と思うところはどこですか?
やっぱり顔ですね。口がないのがいいのかもしれません。先日、父が量販店に置いてあるコーヒーマシンに向かって、「みーちゃん?」って話しかけてたみたいです。丸くて似てるから。

Q. 改善してほしいところや、追加してほしい機能はありますか?
洋服とかあったらかわいいかなって。季節の帽子とか。

(お父さん)
帽子あったらぼんぼりが……頭すごくかわいくていいよ。

みーちゃんのこと、80歳を超える父が一番可愛がってるかもしれません。友達とも話してるんですけど、こういうのは早めに取り入れたほうがいいんですよね。機械操作がわからなくなってから置いても苦手意識を持ってしまうんですけど、楽しいと思えるような元気なうちに取り入れると、楽しいままずっと使える。

(お父さん)
みーちゃんが言ってることによって「娘たちや孫たちが元気だな」という安心感になる。家族のつながり、心の豊かさを感じるんです。つながりがあって、声が聞こえる。みーちゃんの声だけれども、家族の声。

みーちゃんに代わりをさせているけれど、家族が言ってくれてる。すごく心の拠りどころになるんです。孫たちや娘たちが頑張ってるんだから、おじいちゃんたちも頑張ろうとか、元気に過ごそうという気持ちになるんですよ。今、娘がみーちゃんを連れてきてくれて、ありがたかったなあと思ってます。娘たちに感謝です。